2012年03月21日
手作り泡盛体験(忠孝酒造にて)してきました♪
みなさんおはようございます♪
突然ですが、速報です!
とうとう泡盛を自分で作っております(^_-)-☆
・・とはいっても自宅で勝手に作ったら犯罪です笑。
今回は忠孝酒造様の泡盛手作り体験に参加してしました。
その流れをご説明していきます。
恐縮ではありますが、私の熱い想いを読んでくださいm(__)m
今回は60キロ分のお米を使用しました。
この量どれだけ少ないかというと、泡盛メーカーさんが一回の仕込みに使うお米の量は500kg~1tです。約10倍~18倍というところでしょうか(>_<)
お米はもちろんタイ産インディカ米の砕米(菌が米の中にしっかり入っていきやすいように砕いた米を使用します)
これをまず『洗い』&『浸漬』します。

洗うのは皆さんが家庭でご飯を洗うこととほとんど一緒です、お米のもみ殻を取り除きながら優しく洗っていきます。
浸漬と難しい言葉を書いていますが、要は水に浸してお米に水分を吸わせているわけです。
タイ米は硬質なので、水分をちゃんと吸わしておかないと蒸す時にぱさぱさして、美味しいご飯が炊けません、見た目が、白っぽくなるまで漬けこみました。
それが終わると、水をきり、甑(こしき)に投入です。
料理に使う蒸し器の大型版です♪
ここで重要なのが、60キロのお米を均一に蒸していけるように大きなしゃもじでお米を混ぜます。
蒸気が熱いですが、お米の良い香りがして食べたくなってきます♪
美味しい泡盛を作るイメージがわいてきて、楽しくなってきます(笑)

お米が蒸し終わると、今度は麹棚(こうじだな)にお米を移します。
スコップはここで使いますww

移し終わると、少し冷まして、“麹種付け”と言われる麹作り♪
工程がどんどん進んでいきますが、“麹”いうわかりづらい言葉も出てきたので少々泡盛つくりのご解説を♪
♪3分泡盛クッキング♪
材料→お米 お水 黒麹さん、酵母さん
まず大前提として、アルコールを生み出すには糖分が必要です。
甘党の酵母くんが糖分を食べてアルコールを作るんです。
そこで泡盛作りに欠かせないのが、お米を糖に変えちゃう黒麹さんの力なんです。
泡盛作りは黒麹さんのお米を糖分に変える糖化酵素力にかかっているのです。
そこでよりよい黒麹さんの環境を作る為に、
お米を洗って、蒸して、黒麹さんがお米にしっかり入っていきやすいよう準備をしているわけです。
それが、ここままでの段階です♪
それでは話を戻して、
麹種付けとは黒麹菌を丁寧にお米と混ぜ合わせること
黒麹菌を優しくお米と混ぜ合わせていきます。
ここら辺でお米がだんだん、生きているようにみえてきました(笑)
はい、もうご存知かもしれませんが私、泡盛は大好きを通り越して変態かもしれません(笑)
私の名前が康二(こうじ)ですが、この泡盛に関連のある名前をつけてくれた親に感謝しています。
愛情をこめて、お米全体に麹を混ぜ合わせたらあとは、麹の発育を待ちます。
一般的な麹の発育は、2日間程度でしょうか。
余談ですが、これを3日間かけて育てた麹を三日麹(老麹)といい、崎山酒造の“松藤”最近では○泉酒造の“三日麹25度”などが知られています。
昨日の工程はここまででした。
今日は麹の育ち方をみながら、また混ぜ合わせるだけかな♪
麹がうまく育っていればお米全体が若干灰色味を帯びてきます。
明日にはお米全体に黒麹菌が育ちそれを“麹”と言います。
麹が出来上がると、酵母菌&水をいれたもろみ甕で混ぜ合わせます。
ここで初めて甕の中でアルコールが育ち、産まれてくるわけです♪
季節にもよりますが、2週間~20日ほどでアルコールが17%前後になるはず。
そうしたら、蒸留器に出来上がった発酵液(これを“もろみ”と言います)を入れて、蒸留します。
蒸留することによりアルコールが50度ほどまで上がり、ここでやっと皆さんが口にしている泡盛の原酒ができるわけです♪
日本の法律では泡盛としては50度では販売も保存もできないので、44度まで水で割って甕で最低3カ月ほど寝かせます。
なぜ、すぐお渡しできないかというと蒸留したて、出来たて特有の匂いを取り除くためです。
出来たての泡盛は“ガス臭”といわれる香りが強く、たとえるなら温泉街の硫黄や、卵のの匂いでしょうか・・・
この香りが取れてきたら、泡盛をろ過機に通して目に見えない不純物を取り除き、瓶詰めして・・・完成なんです!!
さらっと書くつもりが、長くなってしまいました。
つたない文を最後まで読んでくれてありがとうございますm(__)m
省略しているところもありますが、つまりみなさんが飲まれている泡盛はこんなにたくさんの工程を経て皆さんの身体の中にしみわたっていくんです。
泡盛ってすごい♪
今日もも楽しみです(^_-)-☆
泡盛倉庫店主
比嘉康二
突然ですが、速報です!
とうとう泡盛を自分で作っております(^_-)-☆
・・とはいっても自宅で勝手に作ったら犯罪です笑。
今回は忠孝酒造様の泡盛手作り体験に参加してしました。
その流れをご説明していきます。
恐縮ではありますが、私の熱い想いを読んでくださいm(__)m
今回は60キロ分のお米を使用しました。
この量どれだけ少ないかというと、泡盛メーカーさんが一回の仕込みに使うお米の量は500kg~1tです。約10倍~18倍というところでしょうか(>_<)
お米はもちろんタイ産インディカ米の砕米(菌が米の中にしっかり入っていきやすいように砕いた米を使用します)
これをまず『洗い』&『浸漬』します。
洗うのは皆さんが家庭でご飯を洗うこととほとんど一緒です、お米のもみ殻を取り除きながら優しく洗っていきます。
浸漬と難しい言葉を書いていますが、要は水に浸してお米に水分を吸わせているわけです。
タイ米は硬質なので、水分をちゃんと吸わしておかないと蒸す時にぱさぱさして、美味しいご飯が炊けません、見た目が、白っぽくなるまで漬けこみました。
それが終わると、水をきり、甑(こしき)に投入です。
料理に使う蒸し器の大型版です♪
ここで重要なのが、60キロのお米を均一に蒸していけるように大きなしゃもじでお米を混ぜます。
蒸気が熱いですが、お米の良い香りがして食べたくなってきます♪
美味しい泡盛を作るイメージがわいてきて、楽しくなってきます(笑)

お米が蒸し終わると、今度は麹棚(こうじだな)にお米を移します。
スコップはここで使いますww
移し終わると、少し冷まして、“麹種付け”と言われる麹作り♪
工程がどんどん進んでいきますが、“麹”いうわかりづらい言葉も出てきたので少々泡盛つくりのご解説を♪
♪3分泡盛クッキング♪
材料→お米 お水 黒麹さん、酵母さん

まず大前提として、アルコールを生み出すには糖分が必要です。
甘党の酵母くんが糖分を食べてアルコールを作るんです。
そこで泡盛作りに欠かせないのが、お米を糖に変えちゃう黒麹さんの力なんです。
泡盛作りは黒麹さんのお米を糖分に変える糖化酵素力にかかっているのです。
そこでよりよい黒麹さんの環境を作る為に、
お米を洗って、蒸して、黒麹さんがお米にしっかり入っていきやすいよう準備をしているわけです。
それが、ここままでの段階です♪
それでは話を戻して、
麹種付けとは黒麹菌を丁寧にお米と混ぜ合わせること
黒麹菌を優しくお米と混ぜ合わせていきます。
ここら辺でお米がだんだん、生きているようにみえてきました(笑)
はい、もうご存知かもしれませんが私、泡盛は大好きを通り越して変態かもしれません(笑)

私の名前が康二(こうじ)ですが、この泡盛に関連のある名前をつけてくれた親に感謝しています。
愛情をこめて、お米全体に麹を混ぜ合わせたらあとは、麹の発育を待ちます。
一般的な麹の発育は、2日間程度でしょうか。
余談ですが、これを3日間かけて育てた麹を三日麹(老麹)といい、崎山酒造の“松藤”最近では○泉酒造の“三日麹25度”などが知られています。
昨日の工程はここまででした。
今日は麹の育ち方をみながら、また混ぜ合わせるだけかな♪
麹がうまく育っていればお米全体が若干灰色味を帯びてきます。
明日にはお米全体に黒麹菌が育ちそれを“麹”と言います。
麹が出来上がると、酵母菌&水をいれたもろみ甕で混ぜ合わせます。
ここで初めて甕の中でアルコールが育ち、産まれてくるわけです♪
季節にもよりますが、2週間~20日ほどでアルコールが17%前後になるはず。
そうしたら、蒸留器に出来上がった発酵液(これを“もろみ”と言います)を入れて、蒸留します。
蒸留することによりアルコールが50度ほどまで上がり、ここでやっと皆さんが口にしている泡盛の原酒ができるわけです♪
日本の法律では泡盛としては50度では販売も保存もできないので、44度まで水で割って甕で最低3カ月ほど寝かせます。
なぜ、すぐお渡しできないかというと蒸留したて、出来たて特有の匂いを取り除くためです。
出来たての泡盛は“ガス臭”といわれる香りが強く、たとえるなら温泉街の硫黄や、卵のの匂いでしょうか・・・
この香りが取れてきたら、泡盛をろ過機に通して目に見えない不純物を取り除き、瓶詰めして・・・完成なんです!!
さらっと書くつもりが、長くなってしまいました。
つたない文を最後まで読んでくれてありがとうございますm(__)m
省略しているところもありますが、つまりみなさんが飲まれている泡盛はこんなにたくさんの工程を経て皆さんの身体の中にしみわたっていくんです。
泡盛ってすごい♪
今日もも楽しみです(^_-)-☆
泡盛倉庫店主
比嘉康二
Posted by 比嘉さん at 08:52│Comments(0)
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